オタクナイズ -派遣で食い凌ぐ貧乏オタクの日常語り-

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今Youtuberを目指すのは修羅の道だぞって話

最近思うこと。
YouTubeってどれだけ儲かるんだろう、と。

 

いやだって、最近テレビで出てた芸能人とか続々…
出場?
出現?
出演?
して来てるじゃありませんか。
テレビと比較して、ギャラとか、収益問題とか?
あとメディア販売するにしても売れない時代と言うことでしょうか。

 

ただ、それは今までの流れを大きく変える事態だと思います。
元からインフルエンサーとしての素質が高い、ないしは素養を身に着けたタレントがYoutuberたちを食い始めるワケで。 

今回は、タレントが出ただけでどれだけ影響があるか。
また、どこでなら芸能人Youtuberに勝てるのか、を考えてまとめていきたいと思います。

 

 

芸能人の一例

とりまどんだけ凄いのか見ていきましょう。

 

川口春奈

川口 春奈(かわぐち はるな、1995年(平成7年)2月10日 - )は、日本の女優、ファッションモデル、YouTuber。愛称は「ハルル」「はーちゃん」。長崎県出身。研音所属。

(中略)

2020年1月31日、公式YouTubeチャンネル『はーちゃんねる』を開設し、初回は突然の生配信を実施。

引用:Wikipedia

 

テレビ見ていないのであまり存じ上げませんでした。
あと大河に出た事ですごい注目されてるんですってね。

 

で。

動画3本しか上げてないのに67万人ってどういう事。
それに今これを書いてる2/14時点で、まだチャンネル設立して1ヶ月立ってないのかい。

 

しかも、実家でのV-log上げるだけで1本500万再生だぞ。
そんなの挙げても普通見てもらえんわ。

顔もよく立ち回りや気遣いも普段から出来て。
テレビで出ている人気の芸能人が、日常生活を上げるだけで500万再生だぞ。

 

この時点で言えるのは、著名度があればあるほど動画制作に対するコスパ最高過ぎるって事。

スペシャルで、注目度が高く、普段の生活が垣間見えない人ほど、その反動を活かしたコンテンツを作るだけで人気者になれるって事ですね。

 

ちなみに、最近のYouTube広告は噂では1再生につき平均0.3円入ると言われています。
つまり、再生回数の三割という計算です。

なので、500万✕0.3=150万。

 

帰省した実家の、生活風景を挙げるだけで150万
あーコツコツ働いてるのバッカみてー
な話ですね。

 

 

 

江頭2:50

江頭 2:50(えがしら にじごじゅっぷん、本名:江頭 秀晴(えがしら ひではる)、1965年7月1日 - )は、日本のお笑いタレント、YouTuber。芸能事務所大川興業の所属にして同社の筆頭株主であり、かつ同社の前総裁でもある(現総裁は大川豊)。

(中略)

2020年2月1日、YouTubeチャンネル『エガちゃんねる』を開設し、YouTuberデビュー。

(中略)

同月9日にはメインチャンネル登録者数が100万人に到達。開設9日目での登録者数100万人到達は、嵐に次いで日本人歴代2位の記録である。

引用:Wikipedia

超高速で登録者を伸ばし、9日で100万人超えという達成した上、更に増えて2/14時点で146万人。

 

 

元々Youtubeって、アングラだから何でもやってワイワイ騒ごうぜ的なノリが強かったサイトです。

だから規制も今でなおまだ緩い方だし。
テレビ局と違って自己責任になるけれど、テレビで出来ないようなタブーな企画が普通に出来る。

ようは、悪ノリによる無茶が普通に通る自然公園なわけです。

そこにテレビでさんざん無茶して一部出禁になったりで、その無茶っぷりに人気のあるエガちゃんが来たわけで。
しかもエガちゃんは、東日本大震災で自分で食料調達してトラックで運搬するなど、その人の良さも知られているためギャップからも人気がある

 

鬼に金棒、水を得た魚。
人としての優しさにも溢れ、ハチャメチャな企画に挑むスタイルは

YouTubeとの親和性もバツグンのグングングングニル
なわけです(え?

 

 

 

宮迫博之

宮迫 博之(みやさこ ひろゆき、1970年3月31日 - )は、日本の男性お笑いタレント、YouTuber、俳優である。本名同じ。

(中略)

2020年1月29日、Youtubeに謝罪動画を公開した。バッドマークが18万ついたが、現在では減少傾向にある。

引用:Wikipedia

 

 

後ろ盾がない状態での参戦。

闇営業問題で自粛していた中、相方がいるにも関わらずYoutuberとして?かわかりませんがチャンネル活動開始。

 

正直これっぽっちも興味なかったけれどブログの参考のためにチャンネルを見てみたら2/14で57万人の登録者。

いや川口春奈といい勝負やん。

 

で、ここからが肝心です。

宮迫は闇営業による自粛前に、メディアに対する発言が事実と食い違うことがあり批判を受けてました。
そんな事があったためか、初投稿は低評価がグッドを上回る結果に。
ただ、その後の動画は低評価の波も軒並み収まり、全体的にグッドが多く広告もついています

 

実際、YouTube一度炎上しても人気が出るソーシャルサービスである事も確かです。
一度燃えたあとは、アンチを振り切るように健気に毎日続けて行くとアンチも諦めてくれるみたい。

UUUMのマスオTVとかがいい例。確か金魚を捌いたんだっけ?

 

もしかしたら、テレビへの復帰の前にここでマイナスイメージを払拭した状態に持っていき、道を作ろうとしてるのかもしれません。
だとしたら、クッソせこい手だと思いますがまあ手段としては間違っていないでしょう。

 

 

 

芸能人の強み

取り敢えず、今後芸能人が一般人やYoutuberに圧勝できる箇所を考えてみましょう。

傾向と対策。

 

 

知名度

まず挫けるところその1。

ウェブ上での拡散力もバツグン。
芸能人がニュースで取り上げられると、それに関するブログなどが上がり始め、検索を掛けると大抵1ページ目に上がる。

それがメディアに出れば出るほど、世間での認知度も高いために余計に上がる。
可愛けりゃ、それだけ検索される割合も上がりますからね。

 

 

事務所のバックアップ

テレビと同クオリティで動画投稿が出来るなら、イチ個人のへちょい動画よりも、見やすくてキレイなクオリティの高い動画を見に行きますよね。

BGMにテロップや演出もあります。
BGMにおける権利問題も、演出や編集作業、それら全てタレントでなく事務所や製作スタッフに依存できます。

演者と裏方が分けられるので、作業の負担が一気に減らせます。
得意分野は得意分野の担当に、餅は餅屋に任せておけばいいのです。

 

 

得意分野を持ってる

人脈、歌、お笑い、パフォーマンス。
芸能人は、どれを取っても一線級のクオリティを持っています。

 

カジサックとか、元のコネが強いからか普通に芸能人のゲストメッチャ来ますからね。
お笑いで飯を食っていけるワケだから、喋りや間のとり方も計算出来ていてクオリティも高いです。

中にはプロのバレエダンサーもいたりしますし。
弁護士も上げてたりしますよね。
専門家がそのスキルを活かしたネタ動画を挙げまくるため、YouTubeはますます敷居が高い市場になりつつあります。

 

 

 

勝てそうなところ

じゃあ、逆に一般人上がりのYoutuberでも勝てる箇所を考えてみましょう。
戦闘力たったの5のゴミと、サイヤ人が戦うにしても勝てる箇所はあるはずです。

 

 

発想力

あくまでも、動画のネタやシナリオを考えるのは、人です。
YouTube自体アングラなサイトだからこそ、個人の趣向が出やすく、よりそれを突き抜けた企画ほど人気のある動画に昇華されやすいです。

 

東海オンエアとか、本当に個々人の企画を寄せ集めた動画ばかりです。
でも、その企画は一度は子供の頃にでも思いつくけど出来ない、諦めてしまったような企画ばかり。

 誰にでも出来そうでできない事をやってのける行動力と勇気があるから、東海オンエアは評価されてるんでしょうね。

 

 

 

グループ活動

Youtuberは意外とグループ活動してる人たちが多いように思います。
アバンティーズやフィッシャーズ、先程触れた東海オンエア、水溜りボンドとかガーリィレコードとか。
ゲーム実況だと最終兵器俺達とか、ナポリの男たちとか。

 

ま、シンプルに考えて1対多数なら多数の方が勝ちやすいですよね。

喧嘩にしろ、単純作業にしろ。
ネットでのインフルエンサーとしての能力にしろ。

 

一人の活動だと、その個人の好き嫌いが出てきます。

グループ活動の場合、複数人の個性が出ますから、その何処かに好みが合致すればファンの出来上がりです。
あの人の声が好きとか、顔や考え方が好き、とか。

その点では一人よりも複数人の方が、ファンの心に刺さるポイントをより多く持てる意味でもグループ活動は欠かせないですね。

 

 

 

レビュー・ガジェット系動画を充実させる

芸能人のデメリットであり弱点。

それは圧倒的に時間がないことです。

 

売れてれば売れてるだけ時間がありません。
周りの雑誌や番組、舞台にラジオ、レコーディング、レッスンやトレーニングなど。
自分を前面に見せ続けるための努力や時間を他人に割いているのが芸能人です。 

そんな人たちが、スマホやカメラなどのガジェットを使って色々いじれる暇なんかあるわけありません。
そこでレビュー系で差をつけるのが攻めるポイントになります。 

 

結局人って、物を買うときに不安があるからレビューサイトを重要視するわけですし。
動画で、使い勝手や画面を見せながら語ってくれれば、言葉の説得力も高くなります。
そのレビューがしっかりしていたり、商品を買う頻度の高い人がさらに商品ごとにレビューしてくれれば、ファンが固定化できます。

 

スマホレビューとかそれだけで結構稼げる(みたいです)し、人によっては歯に衣を着せない辛口レビューのために100万再生行ったり。
ちなみにその100万行ったYoutuberのレビュー商品はiPhoneでした。

度胸あるぅ。

 

 

 

事務所の傾向

以前、あるVtuberがUUUMに所属していましたが、活動を終えてしまいました。

それは当人達の影響力もあるのかもしれませんが、UUUMってYoutuberには強いけど、Vtuberを育てるノウハウが薄いのかとも感じられました。
動画に仕上げるコストやノウハウ、絡めたビジネス展開がまだ出来上がってないんでしょうね。

 

また、この事案を見て思ったのが、今あるYoutuberの所属する事務所ってのは特化型にあるところです。
いわゆる芸能事務所はテレビやイベントで活躍出来るノウハウはここ云十年とびっしり詰まってることと思います。

ただ、YouTubeビジネスは始まってまだ10年前後です。
この先どんな動画がバズるかは、完全にターゲットの世代や心象が掴めるかでしょうし。
ピコ太郎がジャスティン・ビーバーに取り上げられるなどの思いがけないミラクルも併せ持つ未知の市場です。

 

そこに対して、得意分野に特化した事務所に所属すると言うのは1つの正解であるように思います。

Vtuberとして活動するのに特化した事務所に所属し、事務所がロングスパンで市場を拡大していくのを待つのも一つの手です。

 

 

 

あとがき

どのタレントもお金が欲しいんでしょうな。

メディアだと散々テレビがYoutuberを物珍しい物やテレビ局などの障害として煽っていた記憶しかありませんが。 

ただ、それだけ外資本が日本のビジネスに影響をもたらしていると言う一つの表れでもありますよね。
営業などで儲かっているであろう芸人まで参加する事態。 

ここからYoutuberを目指すのは、本当に血反吐を吐くような気持ちでやらないといけません。


Youtuber戦国時代の幕開けです。 

 

このブログでは暇つぶしになればいいやと言った感覚で、気まぐれに上げています。
また暇つぶしに見に来てやろうと思っていただければ幸いです。