2年間WordPressを使ったのにはてなブログへの移行を考えたワケ
はてなブログは初めて使いますが、早速感じていることが1つ。
WordPress敷居が高すぎィッ!!
所謂オリジナリティを存分に発揮できるのが非常に強み。
テンプレートや広告位置、何から何まで自由に選べます。
ただ、以前からどうにも拭えなかった違和感と言いますか。
自分がWordPressを離れた方がいいのではと思った理由をただつらつらと述べたいと思います。
WordPressを使った理由
そもそも何でWordPressなのか。
もとい、だったのか。です。
WordPressは僕がブログを始めるまでに感じていた印象として、とかく自由で幅広い世界の中で自分らしいブログが作れる素晴らしいソフト。
という印象でした。
僕自身結構ワガママな性格で、自分がやりたい放題できるという事に非常にあこがれていました。
で、そこに関しては実際その通り、嘘・偽りはありません。
ただ、僕にはそのハードルが高かったのです。
自由とは、自分で御しきれなければ、意味がない言葉だったのです。
個性と見やすさのバランス
元々WordPressは、記述中心に使われるソフトでした。
それが更にソフトウェア開発が有志でも行われ、それに輪をかけて様々なテンプレートや機能を公開されました。
それらを組み合わせて、よりオリジナリティの高いサイトが作れる、それがWordPressです。
そのため初心者から上級者まで、幅広く使えるブログソフトだと思いますし、今でもそう感じています。
ただ、それで出来たサイトを是非見たいと思い、ブログサイトに何度か足を運びました。
そこで感じました。みんな独特だなぁと。
様々な色使いやアニメーション、人によってプロフィールなどの配置がバラバラなんです。
そこで私は、WordPressを使っている人たちは、個性を表現できる人達で、その手段がブログに対するサイト構築のプログラミングなんだと察しました。
要はアーティストなんでしょうね。
WordPressのブロガーにとってはキャンバスに筆を取っているのと同じなんだと思います。
ただ、僕が慣れていたブログサイトって、テンプレートが決まってるんですよね。
はてなであれ。
アメブロであれ。
Mixiであれ。
比較して文章を読むサイトなら表に出ている部分は統一感を持って読みたいと思うわけです。
文字の間隔、段落の行間、テンプレートによってそれらがガラッと変わることも多々ありました。
正直一度はてなブログ風のテンプレートを探したこともあるくらいです。
だったら、思い切ってはてなブログで書けばいいじゃないか。
全体のビジュアルに統一感がある中で、一度自分の文章を見てもらいやすい環境でブログを書けばいいじゃないか
無個性の中の個性を積み上げればいいじゃないか。
そう思い立ち、ブログを移行する検討に至ったわけです。
IPを残したい
そもそも何でブログを書こうとしたのか。
それは、大げさな理由ですが、自分なりのIPを残したかったからです。
Intellectual Property、つまり知的財産です。
ただのカッコつけです。ええ。
僕は死ぬのが怖いです。
自分が生きてきた証を何かしら世間に残したいと思う一方。
芸能人のように何か特技があるわけでもなく。
メンタルが激つよなワケでもなく(むしろ弱い)。
かといって表舞台に立って目立ちたいわけでもなく。
リスクを負ってまで何かしらやりたいわけでもなく。
でも世間には何かしら爪痕を残したい。
超絶クソワガママですね、ええ。
いやだって、親父やお袋に育ててもらってここまで来たんです。
何か偉業じゃないけれど、何かしら世間に残ることをやってみたいと思いませんか。
じゃあそんなことを使用料1万円以上かけてみてもらえないよりかは。
無料でも見てもらうことが変わりないブログでもいいじゃないかと思い立ったわけです。
実質自分のWordPressのブログは、ひと月1000もいかない程のネット界隈の隅の方に隠れているようなブログでした。
その状態だったからこそ、はてなブログへの移行にもさほど抵抗感がないのでしょうね。
自由が過ぎる
なんて言うんでしょう、要は自由にするにも限度があるって事です。
かなり掻い摘んで言えば、パンを1から知識無しで自由に作ってみましょうって言われたようなもんなんです。
基礎とか考え方とかそういった物がある程度あったら、自分なりの工夫や答えが見いだせて、運営方針やデザインも決められるとは思います。
ただ、いきなり基礎もできてないのにチャレンジしてみて失敗する上に誰にも聞こうともしないコミュ症な人間には出来ないわけです。
つまり僕です。
僕にとっては、基礎のない状態で答えのない自由を探すよりも。
決まった枠組みで自分なりの答えを見出だせたほうが、今の僕にとっては楽だったんです。
それがWordPressとはてなブログとの違いでもあると今でも感じます。
アプリがクソ
これは非常に個人的な、もはや恨みにすら等しい内容ですが。
WordPressのアプリ、同期がまともに出来ないんです。いやホント。
皆さんがブログを書くとき、どんなシーンが多いでしょうか。
多くのブロガーの方はパソコン片手に書かれることかと思いますが、僕はスマホの方が割合多めでした。
ネタや書く内容をまとめるのに、構えると頭が真っ白になるのに、スマホ片手に仕事をしている方が言いたいことが流しそうめんの様にスラスラ出てくる。
それを元にブログをつけられるアプリが、WordPressのアプリなんですが。
まあこれがクソ。
ホントクソ。
外に仕事に行ってる間にスマホで書き溜めた内容を書き込みしてみた後、パソコン画面で見てみると全く一行も反映されていない。
言葉選びとか句読点の感覚とか、こだわって書いたにも関わらず一切合切真っ白にさせられることが数回ありました。
念の為に、スマホ側の同期ミスかチェックを掛けてもしっかりオンになっていましたし。
なので、僕はWordPressのアプリは消して、別のメモアプリを使って内容をまとめてわざわざパソコンでコピーして段落や太字などの調整を行いました。
なんて無駄な。
んなんてぇ!非効率ッ的なァッ!
それならアプリ同期する精度も安定感があるソフトの方が良いに決まってるやないか!!
ここに関してはWordPressに対する唯一といっていい批判だと思います。
WordPressが全て悪いわけではない
で。
これらを実は一纏めで締めくくる言葉があります。
背伸びをしすぎ。
これに尽きます。
自分の身の丈を弁えずに挑戦して、勝手に破滅してしまった人の末路なわけです。
もちろん、既にHTMLでホームページデザインや、ビジネスで学んだ方にとっては非常に優れたソフトです。
コマンドによって機能も自由に追加できる、まさにホワイトキャンバス。
ただ、僕自身がそのホワイトキャンバスで自由に描くための、デッサン=基礎を怠ったがためにくじけてしまっただけなのです。
来年のWordPressの使用料、どうすっぺなあ。